
道路脇や建物外周、敷地内の排水路などに使われるU字溝・側溝では、歩行者や車両が安全に通行できるようにするため、溝蓋としてグレーチングが用いられます。ここでは、U字溝・側溝用グレーチングを設置するメリットや、グレーチングの選び方、導入事例をご紹介します。
U字溝・側溝にグレーチングを設置する主なメリットは、排水性を保ちながら通行しやすくできることです。開口部をふさぎつつ水の流れを確保できるため、歩行者のつまずきや車輪の落ち込みを防ぎやすくなります。
また、歩道や駐車場、構内道路など、設置場所に応じた荷重条件を選べる点も特徴です。細目タイプや滑り止め加工のある製品を選ぶことで、雨天時や人通りの多い場所でも使いやすい環境を整えられます。
歩行者のみが通る場所と、車両が通る場所では必要な耐荷重が変わります。設置場所を確認し、歩道用、T-2、T-14など使用環境に合った荷重条件の製品を選びましょう。
U字溝用グレーチングは、溝幅に合わせて規格が分かれています。既存のU字溝や側溝に設置する場合は、内幅や掛かり代、既存蓋との高さ関係を確認してから選ぶことが大切です。
歩行者が通る場所では、雨天時の滑りにくさや、ヒール・ベビーカー・車椅子の車輪が入り込みにくい目の細かさも確認したいポイントです。細目タイプや滑り止め加工の有無を見ておくと選びやすくなります。
側溝内には落ち葉や砂などがたまるため、清掃時に取り外しやすいか、固定仕様の場合は点検しやすいかも確認しておきましょう。日常の管理方法まで考えて選ぶことで、設置後の扱いやすさにつながります。
グレーチングは様々な場所で利用されますが、導入場所によって求められることは多岐にわたります。グレーチングメーカーによっても得意不得意はさまざま。
そこで、当メディアでは「ホテル・商業施設」「工場・プラント施設」「校庭・園庭・競技場」の施設別に、ニーズに応えてくれるメーカーを特集。U字溝・側溝用グレーチングを検討する際も、設置場所や用途に合わせて比較してみましょう。
※2026年5月14日にGoogle検索にて「U字溝 側溝用 グレーチング」と検索した際に表示される企業の中で、U字溝・側溝用グレーチングの施工事例画像、または導入・商品事例画像が公式HPに掲載されているものを紹介。

| 使用用途・場所 | U字溝 |
|---|---|
| 材質 | SS400 |
| 溝形状 | U字溝 |
| 耐荷重 | T-14、T-6、T-2、歩道用など |
ダイクレの「U字溝グレーチング」は、スチールグレーチングとして公式HPに掲載されている製品です。D1SU型は細目タイプで、滑り止めとしてDグリップに対応。ゴム無・ゴム付きの仕様があり、溝幅150mmから450mmまでの規格が確認できます。U字溝の荷重条件や設置環境に合わせて選べる製品です。

| 使用用途・場所 | U字溝 |
|---|---|
| 材質 | 鋼製枠 |
| 溝形状 | U字溝 |
| 耐荷重 | T-14 |
中部コーポレーションの「アーバンスリット」は、U字溝に設置できるスリット式の側溝用蓋です。公式HPでは「スリット9mm」中央タイプの使用場所としてU字溝が示されており、溝幅150mm、180mm、240mm、300mmの規格が掲載されています。排水溝を細いスリットラインとして見せられるため、建物外構や歩道まわりの景観に配慮したい場合に検討しやすい製品です。

| 使用用途・場所 | U字溝用グレーチングの加工事例 |
|---|---|
| 材質 | 記載なし |
| 溝形状 | U字溝 |
| 耐荷重 | 記載なし |
Good Gratingの公式HPでは、U字溝用グレーチングを現場条件に合わせて斜め加工した事例が掲載されています。Before・Afterの画像があり、既存の溝や通路形状に合わせてグレーチングを加工した様子を確認できます。規格品をそのまま設置しにくい場所で、形状調整を検討する際に参考になる事例です。

| 使用用途・場所 | 知多市 |
|---|---|
| 材質 | 記載なし |
| 溝形状 | U字溝 |
| 耐荷重 | 記載なし |
カネアツの公式HPでは、鉄蓋・グレーチングの実績紹介として「U字溝用グレーチング」が掲載されています。施工場所は知多市、施工時期は2023年3月と記載されており、複数の事例画像を確認できます。現場での設置イメージを把握したい場合に参考になる実績です。
U字溝・側溝用グレーチングは、排水性を確保しながら歩行者や車両の通行を支えるための溝蓋です。設置場所によって必要な荷重条件、滑りにくさ、目の細かさ、メンテナンス性が変わるため、現場の用途に合わせて製品を選ぶことが大切です。
建物外構や歩道まわりでは、排水機能に加えて景観との調和も確認したいポイントです。公式HPの製品情報や施工事例画像を見ながら、設置場所に合うグレーチングを比較しましょう。



※2024年12月23日にGoogle検索にて「グレーチングメーカー」と検索した際に表示されるグレーチングメーカー26社の中で屋外用の樹脂グレーチングを唯一製造している。(編集チーム調べ)