イトーヨーギョー

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イトーヨーギョー
引用元:イトーヨーギョー公式HP
https://itoyogyo.co.jp/

大阪府大阪市に本社を構え、コンクリート製品の製造販売や建築設備関連機器の販売・保守管理を行っている事業者です。グレーチング製品も取り扱っており、本記事ではイトーヨーギョーが展開するグレーチングの特徴、製品例、施工事例などを紹介します。

イトーヨーギョーの
グレーチングの特徴

2種類のグレーチングを展開

道路向け製品として、以下の2種類をラインナップしています。

製品名 概要
越流抑制型グレーチング「ウォーターウルフ」 ガイドスロープで越流を緩和する
落葉対策型グレーチング「ウォーターリーフ」 落葉の堆積による影響を緩和する

いずれも集中豪雨時の排水性能向上を目的として設計されています。

イトーヨーギョーが
主に扱っているグレーチング

ウォーターウルフ

イトーヨーギョー
引用元:イトーヨーギョー公式HP
https://itoyogyo.co.jp/products/w_wolf/

越流とは、急勾配の坂道などで雨水がグレーチング上を勢いよく流れ落ちる現象を指します。ウォーターウルフは、こうした越流を抑制する目的で設計されたグレーチングで、集中豪雨時や冠水対策として活用されています。坂道の上流側にガイドスロープを設けることで、雨水の排水性能を高めています。

勾配や流量の変化にも対応できる構造となっており、勾配5%以上の坂道、下流側、水たまりができやすい場所などでの設置が想定されています。

使用用途・場所冠水対策・集中豪雨対策/坂道・横断側溝など
材質記載なし
溝形状記載なし
耐荷重T-25・T-20・T-14(左記以外の耐荷重にも対応しています。詳細は問い合わせで確認が必要です)
参照元:イトーヨーギョー公式HP(https://itoyogyo.co.jp/products/w_wolf/

ウォーターリーフ

イトーヨーギョー
引用元:イトーヨーギョー公式HP
https://itoyogyo.co.jp/products/w_leaf/

落葉の堆積によって排水不良が発生する課題に対応した落葉対策型グレーチングです。ウォーターリーフは、両側にガイドスロープを設けることで、落葉が集まっても水がスムーズに流れる構造となっています。水流によって落葉を浮き上がらせたり、押し流しやすくする設計です。

街路樹が多い地域や、清掃の頻度が限られている場所などでの設置が検討されます。

使用用途・場所落葉対策・水溜り解消/街路樹付近・小まめに清掃を行えない場所
材質記載なし
溝形状記載なし
耐荷重T-25・T-20・T-14(左記以外の耐荷重にも対応しています。詳細は問い合わせで確認が必要です)
参照元:イトーヨーギョー公式HP(https://itoyogyo.co.jp/products/w_leaf/
まとめ
イトーヨーギョーは用途に合わせた
グレーチングを展開

イトーヨーギョーは、越流抑制を目的とする「ウォーターウルフ」と、落葉対策を目的とする「ウォーターリーフ」を展開しています。いずれも排水能力の低下を抑制する設計がなされています。複数のバリエーションが提供されており、設置環境や課題に応じて製品を選択できます。

なお、当メディアでは「ホテル・商業施設」「工場・プラント施設」「校庭・園庭・競技場」の施設別に、ニーズに応えてくれる特におすすめのメーカーをご紹介しています。こちらも併せてぜひグレーチング選びの参考にしてください。

グレーチングメーカー
おすすめ3選をチェック

イトーヨーギョーの
グレーチングの施工事例

2024年度:東京都世田谷区

イトーヨーギョーの施工事例1
引用元:イトーヨーギョー公式HP
https://itoyogyo.co.jp/case/15581/

東京都世田谷区の急勾配の坂道において、雨水の越流を抑制する目的で「ウォーターウルフ」が導入された事例です。

2025年度:神奈川県平塚市

イトーヨーギョーの施工事例2
引用元:イトーヨーギョー公式HP
https://itoyogyo.co.jp/case/16561/

神奈川県平塚市の道路沿いにある側溝の蓋に「ウォーターリーフ」が設置され、落葉対策として活用されています。

イトーヨーギョーの基本情報

本社所在地大阪府大阪市北区中津6-3-14
電話番号代表:06-4799-8850
設立年月1950年12月
公式URLhttps://itoyogyo.co.jp/